鑑定人のメッセージ

皆さんは占いをどんなとき使いますか? 又その占いを信じますか。

きっとほとんどの方は、その時は信じるでしょう。でも、良かれ悪かれ、時間と共に占いをやった事すら忘れ、表面上は脳から消え去ります。が、脳の潜在意識の奥底にはしっかりと残るのです。必ず。

この時が運命路線の始発駅のホームに立った瞬間なのです。そして占いで出た結果の終着駅へと無意識に向かっていくのです。

「3年後の後半に思わぬ大病が来るでしょう」などと、占いで出たとしましょう。これは悪い例です。その時は「ほんとかよー」とか、「大病ってがんとか?」などと口にして言う人が大半ではないでしょうか。

実はこの時の一瞬のマイナスの思い込みが脳の中の潜在意識の中の奥底にインプットされてしまいます。

大病と言う名前の終着駅に出発した電車にすでに乗車して出発して、占いどうり3年後に到着するのです。

不思議な事に潜在意識下に入ると何も覚えていません。町を歩いててすれ違った人や風景などを逐一覚えてはいません。ところが、脳の潜在意識で、かなりの事をその都度覚えています。

あなたは、夢の中で見たことの無い人や風景が出てきた経験がありますか? 私はあります。実は、その人や風景はどこかで見ているのです。そう、町で歩いている時に脳の潜在意識の中に入っていった人や風景などです。それが夢に現れるのです。

この現象を利用した「サブリミナル心理」を企業のコマーシャルなどで利用することを今は法律で絶対禁止されています。

すなわち、占いで、もし悪い事を言われた場合自己暗示にかかり潜在意識によって自分自身でその方向に無意識ですすんで行ってしまうことが大いにあります。

特に御高名な方などに占ってもらう場合はじめから、この人の占いは当たるから、と強い思い込みがあると、よりいっそう潜在意識に埋め込まれます。

それは、自分にとても幸運の占いなら良い結果に自分自身で無意識に突き進んで行くでしょう。夢がかなった。などの幸運の結果になるはずです。

そんな時、ふと、昔占いをした時にそんな事言われたような、なんて、あいまいに思い出す事があるんではないでしょうか。

口は災いの元 とか言葉は言霊などの言い伝えがあるように口から出た言葉は良くも悪くもその言葉どうりの結果になる事が多いですね。これも一つの潜在意識作動スイッチがonに入った結果だと、自分は思います。

厄年が近づくと本人を含めまわりの人も悪い事が起きないようにと厄払いをするでしょう。本人がマイナスの方向のイメージをあまり強く意識すると、やっぱり潜在意識作動スイッチがonになって悪い結果が厄年に出てしまう事があります。

逆に自分が厄年なのも知らないか、全く気に止めない方などは、気付いたら厄が終わっていて他人様から 去年、貴方厄年だったんじゃないのなんて言われ「そうだったの? 別に何もなかったよ。」こんな経験をされた方も多いんじゃないですか。

結論を言うと、占いは「当たるも八卦 外れるも八卦」。信じるか信じないかは本人次第。良い事だけを強く信じることです。

良いことを念ずればよい結果に、悪い事を強く思えば悪い結果になる事は確かです。